【終了しました】越冬フルーツトマト1kg箱【2023年販売終了】
2023年分越冬フルーツトマト1㎏箱の販売は終了致しました。今年もありがとうございました。次回は2024年5月までお待ちください!
- 味に特化するため畑で実をつけたまま赤くします。そのため多少キズやヘタ周りが柔らかいことがあります。またフルーツトマトの特性上、実は小ぶりで皮は固くなります。
- こちらの商品は配達日指定ができません。時間指定はメモ欄にご記入ください。また一人三箱までに限定させていただきます。
- 糖度目安7~10度。ご注文順に発送いたします。
- 熟した果実を発送致します。商品到着後は冷蔵で保存してください。ただし柔らかい食感が好みの場合は、常温でより赤くしてから食べてください(追熟)。熟すほど酸味が減ります。お好みの糖酸バランスをお探しください。
- 玉数は収穫量の状況によって変わります。数指定はできませんのでご了承ください。また天候などにより長期間出荷ができなくなる場合があります。
野菜ソムリエ トマト選手権2年連続日本一!
現在では多くの地域で生産されるようになったフルーツトマトですが、当農園の越冬トマトは海水による水分制限に加えて、新潟県特有の気候による「越冬」を経た、強烈なストレスで鍛えているのが特徴です。
新潟の冬(11月~2月)は他地域に比べ曇天と雪に閉ざされます。太陽を好むトマトにとっては決して良い気候とは言えません。この4か月間トマトはゆっくりとしか成長せず、雪深いときにはほとんど動かず極寒を耐え忍びます。夜の温度は通年で7度。これはトマトが成長していくギリギリの限界温度です。
早春の2月中旬頃から日照が回復してくると根が動き出し、トマトは成長を加速させます。すると冬に柔らかく育った樹は強烈な日光で萎れてしまいます。この気温差による萎れと回復を繰り返し、海水で水分制限を継続していくと高糖度かつ強酸度、旨みが凝縮した小玉の「越冬フルーツトマト」が誕生します。人間で例えると筋トレで鍛えた強密度の筋肉のかたまりです。
越冬フルーツトマトは「ファースト系統」と呼ばれる品種を使用します。この品種は現在一般的に出回っているものと比べると栽培が難しく、果実も柔らかく形も歪になるため、栽培農家が少なくなりました。しかし上手に育てると強烈な甘みと酸味、旨みが調和し、高糖度だけでは得られない多くの複雑で豊かな味わいを実現することができます。
春の高糖度トマトによく見られるスターマークと呼ばれる放射状の線は、多品種に比べるとびっしり入ります。断面はゼリー部が少なく実がぎっしり。果肉部分は白い霜降りのような模様が入ります。また美味しいトマトに現れるヘタ周りの濃いベースグリーンが発現します。この品質が保てるのは6月下旬までになります。
味を良くするために畑である程度赤くしてからの 収穫になります。ヘタ周りなどが多少、 柔らかくなりますのでご承知ください。また暑くなってくる色が薄めのトマトを収穫します。常温で置いておくと真っ赤に熟して食べ頃になりますので、お好みの糖酸バランスを見つけてお召し上がりください。
生の味をそのまま楽しめるカプレーゼがオススメです。